ヘアロス女性が増えたのは美容室のせい?
おはようございます!
いまのところハゲてはいない、やや激しくポッチャリな体系のfbiです!
前回、「ヘアロス」の記事を書かせて頂きましたが、
思いのほか反響を頂きました。
今回はその続きです。
少し前回のおさらいはコチラから↓、
いま話題の“ヘアロス”が提唱する本当の問題を考えてみる
さて、ココ↓からが今回の本題です。
いまから遡ること30年前、まさにバブル時代の真っただ中。
世の中にはおしゃれな美容室が増え始め、流行のスタイルが生みだされていました。
さらにメディアでは美容師が主人公のドラマや、
人気美容師たちが美容技術で戦い合う企画番組がゴールデン枠で放送され、
一大美容師ブームが美容業界の隆盛に拍車を掛けていました。
そんな輝かしい時代の陰で、ひっそりと消えゆく美容技術がありました。
それは、髪に複数のロッドを巻き、コテで巻きつけていく「カーリーパーマ」
それをもっと日本人向けにアレンジした、いわゆる「おばちゃんパーマ」です。
最近、ほんとうに赤と青のクルクルまわる回転看板がある“町の美容院”を見なくなったと思いませんか?
“町の美容院”といえば、
その代名詞だった「おばちゃんパーマ」
いまじゃ信じられないかもしれませんが、
昔のおかあちゃんは、みんな同じような髪型でした(笑)
なぜみんな、こぞってこの「おばちゃんパーマ」をしていたかというと、
このパーマの
最大の特徴が、髪にボリュームが出るからなんです。
だから、ある一定の年齢になり、
“なんとなくボリュームがなくなってきて、髪がペタンとしてくる”ようになると、
みんな「おばちゃんパーマ」にしていたんですね。
いま、いないでしょ?おばちゃんパーマかけてる人。(パンチパーマやアイパーかけてる人も見ませんね)
もちろん、美容技術が目覚ましく向上しているので、カットの技術で髪のボリュームを出せるようになったのかもしれませんが
しかし、そもそもの問題は、
現代の美容師さんに「おばちゃんパーマ」ができる人がいなくなってしまった(!)のだと思います。
美容師免許を取得する際に、このロッド技術は試験科目として実技するのですが、
実際に美容室に就職し、スタイリストとして入客するようになると、
「おばちゃんパーマ」を注文する人なんて皆無ですからね。
技術はやらないと、できなくなるんです。ほんとに。
さらに、そもそも「おばちゃんパーマ」を希望する人は、いまどきのオシャレな美容室には行きませんからね。
あれから数十年、
今のサロンオーナーや店長さん、テクニカルマネージャーでさえ、「おばちゃんパーマ」ができない世代になっており、
当然、サロン内でも次の若い世代に教える人もいなくなっていきます。
古き良き技術は、継承されない技術として時代に取り残されることになります。
そんな需要と供給のバランスが崩れると、「おばちゃんパーマ」をする人の減少につながり
当然そのしわ寄せは、
技術をもった「町の美容院」の淘汰に最終的に繋がってしまう訳なんです。
しかし、女性の加齢による髪のボリュームダウンは避けらない現実ですよね。
ダサい「おばちゃんパーマ」をあてる人もいないし、
それができる店も無い。
そうなると、女性のヘアロスを解決してくれるトコロがなくなってしまったという結果となるんですね。
皮肉なことに、おしゃれの最先端を彩ったバブル世代の人たちは、
自らが需要を無くしてしまった「おばちゃんパーマ」のせいで
年相応となった今になって、ヘアロスという悩みに直面している訳なんです。
では、もう女性のヘアロス問題は解決できないのか?
いえいえ、そういう訳ではありません。
ヘアロスの要因は多岐に渡りますが、まずは専門的な知識と技術のあるプロフェッショナルなサロン、スタッフからアドバイスを受けることをオススメします!
ご自身のライフスタイルに頭皮ケアを当てはめて、「スキンケア」のように毎日当たり前のようにスカルプケアに時間と手間をかければ、根本的な悩みの解決につながり前向き解決できると思います!
では!
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