成長するスタッフの育て方
どうもMI6です。
多くのサロンをご支援させていただいている中で創業者であるオーナー様が個人からスタッフを採用して、組織へと変わっていく経過で一番ご苦労されるの何と言ってもスタッフ教育を挙げられることが非常に多いです。
みなさまはいかがでしょうか。
今回はそんなスタッフ教育を行なう上で何かヒントになればと思い、ブログを書いていきたいと思います。
↓↓↓↓↓過去にブログに記載させていただいたスタッフ教育・育成関連の記事はこちら↓↓↓↓↓
『自立したスタッフの育て方』
『刃を研ぐ』
自分の部下には成果を出してもらいたいという想いはどのオーナーも店長も同じだと思います。
それでは成果とはどのようなプロセスを経て、もたらされるかを理解しているでしょうか。
スポーツの世界では『名選手、名監督にあらず』という言葉が存在します。
一方で選手時代は無名だった方が名伯楽として、常勝集団を作り上げることザラに存在します。
つまり、自分自身はハイパフォーマーであっても、教えるのも同様にうまいという訳ではないということです。
実はハイパフォーマンスを発揮する有能な選手には2種類存在します。
下記の図を見てみましょう。
横軸に『業績』の指標があります。つまり右に行けば行くほどハイパフォーマーであ
るという訳です。
そして、縦軸は『自己認知力』という指標があります。
自己認知力というのはどのように行動したら上手くいくのかを自らが理解して説明が
できることです。
不思議なもので、何となくこうやったら、上手くいくというのが感覚的に理解して、
高い業績を残される、いわゆる天才肌タイプの方がここに当たります。
なぜ上手くいくのかと聞いても、「何となく」といった形で凡人には理解が及びませ
ん。
こういったタイプの方の部下は自らの力で理解していくしかありません。
しかし、自ら理解して成長できる人はそんなに多くはありません。
監督としてチームに成果を出させる。我々であれば部下に成果を出させるにはどのよ
うに行動したら上手くいくのか説明できる『有意識有能』や『有意識準有能』になる
必要があります。
結果は氷山の一角でしかありません。
氷山は海上の目に見える部分以上のものが海中に存在します。
この目に見え無い部分をいかに目に見えるように可視化して、それをできるように指
導していくかがスタッフを成長させるには大事になります。
目に見えない部分をフレーム化したのが上記の図になります。
それぞれのフレームの詳細はまた別の機会でブログに書けたらと思いますが、成果を
出すには成果を出す為の行動やそれに伴う知識や技術等を持ち合わせていないと成果
が出せません。
その知識や技術を体系化することが最初のステップです。
また、『自己認識力』や『自己重要感』といった土台が拡がっていかないとその上に
来る知識・技術なども積み上がらないので、この『自己認識力』や『自己重要感』を
拡げていくというのも部下を持つ方には非常に重要な要素です。
これらを拡げていく方法はいくつかありますが、その内の一つは『小さな成功体験』
の積み重ねです。
できる方々からすると「できて当たり前」と思うかもしれませんが、この小さな成功
体験を経て我々は育っているのです。
例えば、赤ちゃんの頃、少しでも立てるようになると両親や周囲の人が喜んでくれて
いました。
更に歩けるようになるともっと喜ばれたり、褒められたりといったことが積み重なり
、今では何ら不自由することなく歩ける状態になっています。
こういった成功体験がなければ、大人になった今でもハイハイをしていたか、ずっと
寝転がっていたかもしれません(笑)
成功するための行動プロセスを体系化し、それを伝えて少しでも上手くいったら、そ
れは成果であると成功体験を積ませてみる。
この積み重ねがスタッフ成長の要です。
これらを踏まえて、スタッフ教育のマニュアルなど一度見直してみてはいかがでしょ
うか。
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