店頭商品がお客様を引き寄せる?魔法のようなお話
おはようございます!fbiです。
昨年の11月22日、情報解禁と同時に申込みをしたZOZOスーツがようやく我が家に届きました。
私はややポッチャリ系の体系なので、“サイズ8(MAX)”というカテゴリーで申し込んだのですが、
そのサイズはさすがにかなり少数だったせいもあり、驚異の8か月待ちという事態になっちゃたんですね。
なにわともあれ、これでようやく自分にぴったりのオーダーファッションを楽しめそうです♪
さて、店舗や通信販売に限らず、買い物の際、商品に触れたり、試したりできる機会が増えていますよね。
店舗ではテスターをはじめとした、さまざまな店頭ツールや、商品体験型ディスプレイなどが設置されていたりします。
通信販売でも、ZOZOスーツに限らず、無料の試着サービスや、拡張現実などを活用した商品の疑似体験サービスが登場しています。
購入する側からすれば、購入前に商品を確認できることは喜ばしい状況であり、
こうした機会は今後もますます増えるのではないでしょうか。
私の場合、買い物をするときの手間は少ないほうが望ましく、なるべく商品選びに直接関係のない行動は避ける傾向があります。
たぶん、これは私だけではないのではないでしょうか?
例えば、買い物客に「めくらせる」「動かさせる」といった、ギミック付き店頭の販促ツールは、
その企画意図に反して触ないことも多い場合があります。
まぁ、よほど販促手法として真新しく斬新なものは見ちゃいますけどね(笑)
メーカーとしては、買い物客に少しでも商品の良さを体感してもらいたいと狙っているのだが、実はそれが余計な手間につながっては効果が少なくなっています。
今回は、そんな課題を見事に解決していた、店頭販促の成功事例を紹介しようと思います。
先日、とある売り場で見かけたジェルネイルの販促什器のお話し。
ジェルネイルは、ジェル状の樹脂を爪に塗り、UV(紫外線)ライトで固めることで、簡単にネイルのおしゃれが楽しめる商材で、
2005年頃にネイル業界を席巻し、そのまま今のネイルの主流にまでなりました。
もともと、塗るのは簡単だけど剥がすのには技術が必要とされていたため、ネイルサロンなどの専門店でしか施術できなかったのですが、
いまでは、素人でも気軽に楽しめるように改良されることで、ネイルサロン以外でも購入でき自分でも施術できるようになっています。
さらに取り扱いが容易な商品として、1週間ごとに指先の色を変えてみるなど、より気軽な楽しみ方を提案しているブランドもでてきました。
多くのカラーバリエーションを取り揃え、購入客に対し、「積極的に新しいファッションなどに挑戦してほしい」という思いが込められているのだと思います。
そんな商品だからこそ、気軽に商品を試せる売り場づくりが重要になってきます。
私が見かけたのが、その多種多様にあるカラーサンプルを棚の手前側に取り付け、色の確認をすると同時に指をサンプルに近づけるだけで試着できるように工夫された販促什器。
この方法であれば、たとえば片手に荷物を持っていたとしても、空いた手を差し出すだけで、色を試せてしまう。
ネイルの色を確認するときに自分の手に当ててみるのは、アクセサリーなどとのコーディネートの確認のほか、肌の色に合うかどうかなども重要なチェックポイントです。
それを可能な限り楽にできるようにし、通りすがりに少し手を近づければすむようにしたのは見事なアイデアだと感心してしまいました。
近年、スマートフォンやデジタルサイネージなどを介した店頭施策が増えているなかで、はたして今回の事例のように、買い物客の手間をも考慮に入れて企画は思いの他少ない。
最新の機器を使った施策だとしても、買い物客へ余計な手間をかけさせていては、店頭施策としては間違った方向になってしまう。
買い物の利便性を考えるのであれば、余計な手間は省く──これはどのような施策であるにしろ、必ず考えていかなければなりませんね。
でわでわ
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