広告に「面白い」は必要か?
おはようございます!fbiです。
出版業界、広告代理店、美容室業界、化粧品メーカー、エステ用品商社など、これまで様々な企業で広告、販促、企画などのお仕事を20年以上携わってまいりました。
今回はそんなキャリアの中で形成されてきた“広告=「面白い」は必要か?”という点で考察していこうと思います。
まず前提として、私が考える「面白い」とは“笑いの感情”つまり「感動する」とか「ワクワクする」とか「腹が立つ」とか、そんな人のいろんな感情を動かすもの全部を定義していることをお伝えしたいと思います。
確かに、人は「面白い」と思うことには興味を持つし、人に話したくなるし、関わりたくなるもの。
恋愛において「好きの反対は無関心」なんてよく言われるのと同じで、広告にとっても、一番悲しいのは興味を持ってもらえないことだと思う。
だからこそ、人が興味を持って行動したくなるような「面白い」が広告には必要なのではないでしょうか。
「面白い」を生み出す「?+?=100」の思考
では、世の中を動かす「面白い」はどうやって生み出せるのか。
それは、「面白い」を生み出す「企画力」と、「面白い」を世に送り出す「実現力」の掛け合わせにあると考えます。
まず、「面白い」を生み出す「企画力」。
これに必要なことの一つに、頭の使い方があります。
企画する上で、よく陥りがちなのが、「99+1=?」の答えを探す考え方。
無意識的に答えは一つだと決めつけてしまう。
このような、一つしかない答えを探す頭の使い方では「面白い」は生み出せません。
「面白い」を生み出すために必要なのは、
「?+?=100」の答えを考える頭の使い方こそが大事なのだと信じている。
少し極端な思考かもしれないが、
① 「答え」にたどり着く為の方法は無限に存在する。
② 答えは一つだと決めつけない。
③ 一般的であろう、常識的であろうと思わない。
④ 既成概念に囚われていないか常に注意を払う思考でいる。
つまり「面白い」は結果ではなく、結果を出すための方法なんじゃないかと思います。
そしてこの「面白い」を可能にするために、絶対不可欠なのが「実現力」。
どんなに面白いアイデアも実現されないと存在しないのと同じ。
「いやー、すごい面白いんですけどねぇ」って
サラッと無かったことにされてしまうアレです(笑)
この業界で頻繁に見られる光景ですね。
ともあれ、広告に限らず企画やアイデアが必要な仕事に携わる方は、
「面白い」を生み出す思考と「実現力」を研鑽してください。
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