カウントダウンリレー・・・2018年も残り7日
おはようございます!fbiです。
いよいよ2018年も残り7日で終わってしまいますね♪
今回は2018年を振り返る総括をさせて頂きます。
(※↑自分でこの画像を選んでおきながらですが、“WELCOME 20円”にしか見えない・・・)
さて、
今から16年前、2002年のエステティック業界の市場規模は売上高で2,343億円(経産省調べ)だったが、昨年2017年時点では3,579億円(矢野経済研究所調べ)と約1.5倍の伸び。2000年をピークに漸減傾向だったが、近年は横ばいとなっているようです。
2000年には1兆円産業と有望視され、2002年にはエステティック業が日本産業分類に初めて登録されました。
しかし・・・その後、市場規模は縮小傾向・・・
2016年度サービス業35業種の内29業種が前年実績を超える好調期の中で、エステ業界は-6.1%。※日経MJ (消費と流通、マーケティング情報誌11/1)調べ。
ちょうど2016年といえば、成りたい自分に近づくためにお金や時間を惜しまない「自己実現型」の消費が伸び、それに付随する関連業種が好調に成績を残していた時代です。
それならば、エステティックは本来その最たる業種の筈です。
問題は、解決の見通しの立たない人手不足
監督官庁が無いので正確な数値把握は出来ていませんが、業界紙や関連協会などの調査を元に推測すると、この10年間で約1万人近くのエステティシャンが業界を去っていったのではないかといわれています。
現在、あらゆる業界において経営者を悩ませている「人材不足」ですが、とりわけ美容業界では万年的な人材不足が深刻だと言われ続けています。
エステ業界の肝といえるのが、まさにこの部分。
優秀な人材を確保し、一人前の人材に育てるにはどうすればいいのか?つまり従業員の教育です。
ただでさえ、薬機法・景品表示法などの厳しいルール化で、効果効能に制約を受けることから、顧客には結果で応えていくしかないなかで、結果を出すためには従業員のスキルアップは大きな課題ともいえます。
大手チェーンを中心に起こっている労働問題や過剰な売上強要、そしてサロンでの人間関係などが起因して、どこに行っても人手不足の話は尽きません。
業界として、離脱したエステティシャン達を戻すこと。
そして、優秀なエステティシャンの養成が急務だと思います。
エステティシャンの明日をかえる「ヴィカレッジ」
皆さまが読んでくださっている、このブログを運営している「ヴィカレッジ」は、
"一流のエステティシャン"
"一流のカウンセラー"が集う学び、成長の場として、
2018年に発足したあたらしい情報発信メディアです。
このサイトを立ち上げるにあたり、いろいろと想いを巡らせましたが、結局たどりつくのは
「エステティシャンの社会的地位の向上」
に尽きます。
2020年の東京オリンピックに始まり、大阪万博など今以上に海外から多くのお客様が来日します。
日本のエステティック、エステティシャンの素晴らしさを世界にアピールする絶好の機会です。
日本らしいエステティックを、世界に発信したい・・・
2019年も引き続き、そんな想いをもってブログを更新してまいりますので、来年もご愛読いただければ幸いです。
本年もお付き合いありがとうございました。
来年も何卒よろしくお願いいたします。
fbi
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