どこに立っているか?
どうも、MI6です。
先月、サッカーワールドカップのアジア最終予選で日本対オーストラリア戦が行われ、見事6大会連続の出場が決定しましたね。
サッカーはフォワードやミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーというポジションがいくつかあります。しかも同じポジションの中にも若干の違いがあり、呼び方も複数あります。例えば、ミッドフィルダーの中でもトップ下、ボランチ、アンカーなど。広いピッチ(サッカーのコートのこと)の中で敵味方合わせ22人がいる中でどこにポジションを置き、試合を組み立てるかが現代サッカーにおいて勝利を手繰り寄せる一つの要素です。
サロン経営においても実はこのポジション取りが大事になります。
例えば、コーヒーを例にポジション取りを考えてみましょう。
下の図はコーヒーのポジションマップです。
縦横2つの軸で分けるとイメージがしやすいですので、今回は持ち帰るテイクアウト型、お店で飲む滞在型という軸と価格帯の軸で見ていきます。
従来は缶コーヒーや喫茶店、ホテルのラウンジというのが一般的でした。
そして、2000年代になり、スターバックスやタリーズコーヒー、ドトールを代表にテイクアウト型を中心としながらも店内での滞在もでき、高価格帯のカフェショップがポジションを取ってきました。
後発で事業展開する際は他社とは重ならないポジションを取ることが定石です。
この状態から空いているポジションは以下の通りです。
このポジションを把握して、追従してきたのがマクドナルドです。マクドナルドはハンバーガーショップというのがほとんどの方の認識だと思います。
しかし、マクドナルドで本格的なコーヒーをということで打ち出してきてコーヒーの業界でポジションを確立させています。
そして、それを受けてさらに追従してきたのがコンビニです。
このように業界において、自分たちのポジションをどこに取るかによって経営的に勝ちやすいかどうかが決まってきます。
もちろん、ポジションが重なることもあるかと思いますが、その場合は明確に差別化ができる要素がないと後から参入した企業が勝てる要素は薄いです。
サロン経営においても同様です。
エステティックサロンや美容室は数多く存在する中で自らの立ち位置を客観的に見て、どこの部分であれば勝てるのか。
お客様が求めていらっしゃるニーズは何なのかを考えながら、自サロンのコンセプトを定めてみても良いかもしれません。
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