マネジメントサイクルから学ぶ“続けることの重要性”
どうもMi6です。
サロン経営に関わらず、経営をしていくために必要な機能としてベースとなるのが『マネジメント』です。
マネジメントはピーター・F・ドラッカーが発明した概念で大企業だけでなく、家庭をはじめ、中長期業や非営利企業に至るまでありとあらゆる組織が目標・成果を上げるために必要なものとして、今日の企業経営のベースとなるものです。
マネジメントの基本機能として、『マーケティング』『イノベーション』『経営管理』の3つが存在します。
今回はその中でも『経営管理』の基本機能をサロン経営に即した形で書いていきたいと思います。
経営管理を行う手法として、『PDCAサイクル』という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
念のために説明すると、
Plan(計画)
Do(実行)
Check(確認)
Action(改善)
の頭文字から取った4つの段階を1括りとして、計画に対する活動から更なる計画策定を行うといった管理システムです。
最近だと、箱根駅伝で青山学院大学が3連覇の偉業を達成した際に原晋監督がチームのPDCAサイクルを回すというスタイルが注目を浴び、部長をはじめ上級生部員にはPDCAサイクル関連の本を読むように伝えていたと話題にもなりました。
PDCAサイクルを回す基本としてはそのサイクルを丁寧に回し続けるということです。
このサイクルが回らない原因がDoとCheckだけになってしまったり、Plan(計画)は立ててもDo(実行)に移せなかったりとが挙げられます。
継続してPDCAサイクルを回し続けると自ずと求める成果が上がってきます。
但し、それがいつの時点からできるのかは明確には分かりません。
というのも、下記の図を見て分かる通り、どの部分からできるように変化をしたのかを見極めるのは困難で、人によってその定義も感覚も違います。
大事なのは目的を達する為にPDCAサイクルを回し続けるというのが大事になります。これを止めてしまうとどんな事も成し遂げられません。
これを基本的なベースとして更に質高く、目的・目標を達成するためにPDCAサイクルを更に分解した7つのマネジメントサイクルをベースに経営管理を行います。
7つのマネジメントサイクル
目標設定
現状把握
課題抽出
対策立案
行動計画策定
動機付け
進捗確認
Planを立てる際に上記1~6までを行った後にDo(実践)を行うと進捗確認(Check)で目標に対する進捗率(上手くいっているかどうか)が飛躍的に高まります。
もし、進捗通りではなかったとしても計画を立てる際に何が目的でどんな狙いがあってと定めているので、どこが機能しなかったのかなど目的的に課題を抽出して、対策を打てるので、新たにPlanを策定するときも目的からブレないので、軌道修正が早く目標達成をすることができます。
何かを継続して行う為には何のためにそれを行うのかを明確にし、それを達成するために継続的にマネジメントサイクルを回し続けることが大事です。
上手くいかないからといって安易に乗り換えることはおススメしません。(うまくいくケースもありますが、本質的な課題を改善していない限りは解決されません)
自店舗のマネジメントサイクルが的確に回転しているか、それが継続しているかを見直して、実行するとサロンの集客や売上目標の達成などが見えてきます。
是非、一度取り組んでみてはいかがでしょうか。
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