謹賀新年!2019年
おはようございます!fbiです。
新年あけましておめでとうございます。
旧年はご愛読いただき誠にありがとうございました。
さて、今年1発目のブログは「2019年の抱負」について。
2019年は、“来る2020年への準備”の年だと考えています。
近年、美容業界は安定どころか危機的瀕死状態で、慢性的な負のスパイラルから浮上できずにいます。
まずこの時点で、「えっ!?そうなの?」って言ってる関係者の方は、死を待つ人か、本当に一つまみの大成功者の方ですね。
そして、大多数の方は、「ヤバイ。本当にヤバイ・・・。でも、何をどうしたら良くなるのか、いまいちわかんない。とりあえず、今年もがんばろう!」と漠然と不安を抱えながら、前向きに“今年”を乗り切る気持ちでいるんじゃないかと思います。
特に、個人オーナーさまが多いエステ業界的には未来が見づらくなっている中、自分のまわりだけ何とか地固めして、大切な顧客様を囲っていく経営戦略は何も間違ってはいないと思います。
しかし、それだけでは“来る2020年への準備”は足らないのです。
年始早々に少し厳しい事を書きますが、この業界は業界誌や情報サイトで危機感や煽りが異常なくらい少ない“平和ボケしている業界”なのだと認識した方がいいと思います。
様々な業種の中でも上位で危機感を持たなければいけない状況に置かれているのに、とても平和な思考を持ってらっしゃる方のなんと多いことか・・・。
2020年までに起こる大きな出来事
2019年の今年、そして2020年の2年間に、世の中的に決まってる大きな事が2つあります。
“消費税増税”と“東京オリンピック”です。
これは歴史的にみても、経済的に大きな動きをもたらすことは間違いありません。
まず、2019年10月の“消費税増税”
2014年の8%への増税の際もありましたが駆け込み消費もあると思います。
しかし、実際に影響が出てくるのは2020年に入ってからでしょう。
たぶにもれず、この業界も消費税は完全に向かい風となります。
まさに暴風レベルで。
でもこの辺りは“オリンピック景気”というのが良い感じでボカします。
“東京オリンピック”は2020年7月。
東京だけではなく日本全国に景気の良い風が吹きます。
特に東京で商売をしてる方々はオリンピック景気による恩恵は少なからず受けると思います。
地方で商売している方にも、もちろん商売のやり方次第ではかなりの恩恵も受けれるでしょう。
瞬間最大風力としては、増税による不景気の風を消し飛ばすくらいに。
でも・・・、
オリンピックは終わっても増税は終わりません!
むしろ始まったばかり!
さらに、歴史的にみても世界的にみてもオリンピック開催国は、オリンピック後の経済成長は鈍化することがわかっています。
東京オリンピック後の日本の経済がどうなるかはお偉いさま達が考えることなどで、われわれ一般庶民はどうすることもできないですが、
せめて我々に出来ることは、最悪な状況に備えるということです。
私はオリンピック1年前の増税がかなり響いてきて、オリンピック後の経済発展も期待どころか、ズタボロになるんじゃないかと考えています。
特に美容業界を含むサービス業は、その影響を真っ先に受けると思っています。
空前のエステブームのような奇跡的な良い事がない限り・・・。
そしてそれは、爪痕をくっきり残したまま2021年へと向かっていくのです。
最悪を見越してどう動くかが経営者
“消費税増税”と“東京オリンピック”後がもたらす日本経済悪化は、
今現在まだまだ勢いがあるサロンでも成長率は鈍化し、
今まさに下落していってるサロンは、その勢いが増します。
これは、経済が悪くなれば間違いのない話。
とりあえずは増税までの9か月間はそれを見据えて体力を作っていきたいところです。
そして、勢いのあるサロンは勢い任せではなくこの2年間はしっかり考えて行動した方が良いと思います。
2年後以降にこの2年間の動きが仇となる可能性もあるからです。
なかなか重い腰も上がらずどうしても他人事のように日々を流してきてしまった経営者も多いと思いますが、いよいよホントにヤバイですよ。
“消費税増税”と“東京オリンピック”という納期が決まっているイベントがある以上、残された時間で何をしていくべきなのか。
遅くない!
とは正直言えませんが、
何もやらなかったより、やった方がいい
とは言えます。
「では、何をしたらよいのか?」は、またこちらのブログで書き綴っていきたいと思います。
新年のご挨拶としては、少々長くなってしまいましたが、
今年も、VI-college(ヴィカレッジ)では皆さまのお役に立てれる情報を更新してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
fbi
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