“利益を上げていく仕組み”のヒント!?
おはようございます!fbiです。
先週いただいたハチミツが、無事に身体に取り込まれた今日この頃ですが、みなさんはいかかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は前回の続きということで、サロンの利益向上を狙うためのヒントとなるかもしれない・・・そんなお話し。
その前に、少し復習です。
前回、世の中のビジネスモデルは大体は2つに分けられるとご説明しました。
覚えてますでしょうか?
・・・。
そうですね!
「薄利多売」と「高利少売」です。
分かりやすく言えば「薄利多売」は文字通り、それなりのものを薄利で大量に販売することで利益を上げることで、
ディスカウントショップやスーパーマーケットが、まぁそれにあたります。
では、「高利少売」とは?
そう!それが今回のキモですね。
「高利少売」という言葉は聞きなれないかもしれません。
文字通り販売数は少ないけれども、高い利益を得ることができるモデルです。
これは付加価値の高いものを欲しがる欲求の強い人や、情熱を持った一部の人に
高い利益のモノやサービスを提供していくというビジネスモデルです。
例えばハイブランドの商品、
高級カバンや高級時計、
高級車なんかもそうですし、
ハイクラスのホテルなどもそうです。
原価や原材料がいくらで、という話ではなく全て「高い付加価値」で価格が決まります。
これらを多売することも可能かもしれません。
現に多売しているビジネスもあるでしょう。
しかし元々手に入れられる人が限られていたり、多売することで希少価値が損なわれてしまうので、あえて少売にしている、ないしは結果的に少売になっているというのが実情です。
とはいえ高い利益を得られることができますから、少売でもビジネス的には成立するというモデルになります。
エステサロンはそもそも、すべからく「労働集約型」のビジネスです。
つまり人が人に対して直接サービスを提供して利益を得ていくビジネス体系になっています。
なので当然キャパがあるわけです。
いくらお金をかけて宣伝したりマーケティングをしても、限界のキャパは決まっているわけです。
例えば一気に1000人の予約を入れることはできません。
そしてそれを捌くこともできません。
アシスタントを使いこなす美容師であれば、同時並行的にサービスを提供することができるかもしれませんが、エステティシャンではそれも限界があります。
そもそも、顧客満足度にもおおきく関わります。
それらをふまえて、「薄利多売」と「高利少売」のどちらのビジネスモデルを選択するのが良いのでしょうか?
私の個人的な答えは、「どちらも、バランスよ選ぶ」だと考えます。
この世には真実があり、そして正解がある。
真面目な経営者ほど白黒つけたがる「極論」を求めがちなので、そのようにお考えなのだと思います。
しかし、残念ながら
この世に真実はなく、そして正解もありません。
もしそんなものが存在すれば、誰も何も悩まないはずです。
日本を代表する「トヨタ」や「ユニクロ」、「Google」や「Apple」という地球を代表する企業でさえ、売上が上がったり下がったり、
人事を替えたり新たな製品やサービスを試行錯誤しながら作っています。
それは他ならぬ「答え」がないからです。
そもそも全てに通用する「万能な答え」など存在しません。
そしてこれこそが答えなのかも知れません。
だからあえて、私は両方アリなのかなぁと考える訳で、
どちらが良い悪いではなく「バランス」が重要なんだと思うんですよね。
では、どのようにバランスを取ればよいのでしょうか?
それは次回、典型的なサロンを例題として詳しくご説明しますね。
でわでわ
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