エイジレスを求めるシニアニーズがエステ市場を変える?
おはようございます!fbiです。
前回、日本の将来の衝撃的な現実を書かせていただきました。
なんか、某番組の「信じるか、信じないかは・・・」みたいな感じになってましたが・・・(笑)
まぁまぁセンセーショナルな内容だったのですが、思っていた以上に反応が良くて、続きが気になるとコメントいただきました。
さて、先回の続きとなりますが、少子高齢化のなかで美容業界はどのように戦っていかなければならないのでしょうか?
少子高齢化で新たなニーズを掘り起こす
ごく近い将来で起こる“少子高齢化”という状況を見越し、化粧品各社はいち早くシニア層の取り込みにシフトしはじめ、60代女性をターゲットにした商品を続々と投入しています。
これまでアンチエイジング(抗加齢)をうたった商品はありましたが、対象を50代以上とひとくくりにする場合が大半で、60代以上に絞り込むのはかなり思い切ったマーケティング戦略といえます。
これは、化粧品各社が少子高齢化による人口構成の変化で、化粧をする人に占める60代の割合は高まる一方だとみているからなのですが、
背景としては、化粧をする人に占める60代以上の割合がここ10年で3分の1から4割まで高まっていることが要因です。
「最近は見た目が若々しく、美の意識も強い」として、アンチエイジングではなくエイジレス商品の拡充も加速しています。
エイジレスという考え方に関しては、以前にも紹介しているように「年齢や数字に縛られず、しなやかに美しく生きる」とした“エイジレス・ライフ”の考え方が軸となっています。
日々の肌ケアのみならず、髪、インナーケア、女性ホルモンとの付き合い方に至るまで、美しいエイジレス女性になるには努力は不可欠です。
毎日お手入れをしてる人と、全然お手入れなどしない人の見た目年齢の『差』が歴然としてきますからね。
若い世代の集客は、高い広告費を掛けても競合が多く、いまではたいした効果も得られなくなっています。
SNSやアプリを使った集客も、若い世代にはそれなりに効果も期待できますが、そもそも減りゆくその世代に営業活路を見いだせるのかは大きく疑問です。
限られた20代~30代のパイ、それに続く10代のパイの中だけでは美容業界を支える集客は不可能ということに、そろそろ気付かないといけないのかもしれません。
50代以上の大人の女性専用エステ『シニアエステ』にみられるように、人口率が高くなるシニア層を獲得し、シェア拡大を目指す動きをし始めているサロンも少なくありません。
とわいえ、シニア層という巨大マーケットに向けての美容サービスは、まだまだ確立されていないのも事実です。
このまま“人口パラダイムシフト”への対応が遅れると、より小さな市場の取り合いから抜け出せなくなってしまうのかもしれませんね。
国土が狭く、資源を持たない日本は、「人」こそが、強さの源泉でした。
しかし、静かに、不気味に人口は減っています。
強みを失った国で何が起きるのか。
平均寿命が延び、シニア層であふれる近未来の日本では、どのような美容サービスが定着しているのでしょうか?
でわでわ、また次回!
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