凡事徹底
どうもMI6です。
いきなりですが、国語辞典によると凡事徹底(ぼんじてってい)とは、なんでもないような当たり前のことを徹底的に行うこと、または、当たり前のことを極めて他人の追随を許さないことなどを意味する四字熟語だそうです。
様々な経営者や店長、スタッフの方々とお会いしてきましたが、行き詰る方ほどミラクルを狙うような動きをします。
もちろん、それ自体が悪いという訳ではありませんし、ほんのひとつまみの方は優れた才能を持っていらっしゃるので、そういった方は本当にミラクルを起こしてしまいます。
では現在、活躍されていらっしゃる方は業界、業種問わず、そんなひとつまみの優れた才能を持っている方だけでしょうか?
サロンビジネスの世界でも、そんなことはありませんよね。
活躍されていらっしゃる方は凡事徹底を間違いなく実践されています。
例えば、凡事徹底を実践してサッカー界で活躍されている本田圭祐選手。
彼は今では日本だけでなく、世界的にも代表する選手となりましたが、元々才能豊かだった訳ではありません。
彼はガンバ大阪のジュニアユースからユースチームに昇格できず、石川の星稜高校へと進学する形となりました。
自身の言葉でも「挫折は過程、最後に成功すれば挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ。」と名言も残されています。
一つずつ努力を積み重ねることで技術が磨かれ、研ぎ澄まされていることを体現しているからこその言葉ですね。
エステティシャンや美容師においても、基本的なサービスは変わりません。
そのサービスを提供するための技術やその土台となる知識の醸成を図るのが必要です。
エステティシャンであれば、皮膚の断面図が細かく描け、それぞれの組織や機能が答えられるのはもちろんのこと、化粧品の主要成分が肌にどのように働きかけ、どのように変化を起こすから良くなるかや、解剖生理学から見て何のためにその手技を行うのかを答えられることが求められます。
美容師であれば、カラーやパーマ液が髪の組織に対して、どのように働きかけるから色が着いたり、パーマがかかったりすることやそのかかり具合に違いが出る理由やその為の対策なども答えられ、それに基づく技術提供をすることが求められるでしょう。
こういった基本的な知識・技術をベースにどのような商材を使い、求める結果を出すのかが必要になるので、当然商材に関する知識も広げるのと同時に見識を深めていくことが重要です。
こういう下積みを重ねて、実践を繰り返すことで技術と知識の幅も広がり、深掘りもすることでお客様へ確かな技術やホームケアのご提案をするための自信にも繋がります。
そして、それを更に繰り返すことでお客様からの信頼を重ねることができ、生涯通っていただける顧客へと変化していきます。
イソップ物語の「ウサギとカメ」のように凡事徹底で当たり前のことを極めることが遠回りのようで実は目標を達成する一番の近道ではないでしょうか。
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