あなたが使っているシャンプーって何処で買いましたか?
おはようございます。fbiです。
今回は化粧品などの成分表示のお話を少々。
以前私は、シャンプーなど業界的には“水モノ”と呼ばれる美容商材を製造しているメーカーに勤務しておりました。
シャンプーでいえば、髪や頭皮に良い美容成分などを調合し、洗髪力の高いシャンプーであれば市場では売れるシャンプーとなります。
でも、良い成分を入れると、もちろん製造コストが上がり、販売金額は高くなってしまいます。
一概にはいえませんが、値段の高い商品は買い手を選びます。つまり、それはあまり売れない希少商品ということになるわけです。
逆に、値段が安ければ市場原理でいえば売れるということになります。
しかし、値段が安いということは安いなりの理由があるのですが、あまりその理由を知ろうとする人はあまりいないのではないでしょうか?
安いものには安い理由、高いものには高い理由があるということ
用途が同じであっても、世の中の、だいたいほとんどのものが、「安いもの」と「高いもの」に別れていると思います。
その差は、構成するものや素材の価値の違いだったり、創りだす手間が掛っているかだったり、誰が創ったのかで金額が決定しています。
たとえばシャンプーの場合、
ドラックストアなので売られているシャンプーは平均400円前後、美容室などで売られているプロフェッショナルシャンプーは1本2000円前後。
まぁ、金額でいえば5倍ですね(笑)中身が余程イイものなのでしょうか?
ところが、どのシャンプーであっても成分構成比率95%以上は水となります。
それこそ余程のことではない限り、水だけでは値段の違はないと考えた場合、残り5%に含まれる成分が5倍の値段の違いの大元ということになります。
1本300mlのシャンプーの5%は15ml。おおさじ1杯分ってところです。
確かに、値段の安いシャンプーと値段の高いシャンプーでは、この5%に入る成分が全然異なります。
髪や頭皮に対して良いとされるものが十分に配合されているんですね。
(原料成分の詳細まで書いちゃうと長くなるので、それはまた今度書きます。)
それでも、15ml。繰り返しますが、おおさじ1杯分です。
おおさじ1杯分が“5倍の元”かって聞くと、うーん?って思いませんか?
私も、こういう仕事をしていなかったら「うーん?」ってなってます(笑)
でも、こうやって知っちゃうから「うーん?」ってなるわけで、そもそも95%以上が水で出来てるって知らないままなら「うーん?」とわ思わないハズです。
さらに、それを知ってたとしても、恐らく買うのは400円のシャンプーだということが、現在のシャンプー市場の現状だということです。
では、なぜ美容室は売れない高いシャンプーを売り続けているのでしょうか?
この続きは、また今度。
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