『SNSを集客・販促に活用すること』を達成する為に押さえておきたい方法②
おはようございます!fbiです。
さて今回も前回、前前回に続きということで「SNSを戦略的に使い分けるためのヒント」について、いろいろ思うトコロを書いてみます。
前回内容を観てない方は、意味が分からないと思うので、できれば前回記事を先に読んでください。
先述の通り、複数のSNSを集客・販促ツールとして活用する為には、自身の店舗や企業にとって、どのSNSを優先的に活用するといいかを見極める必要があるといえます。
一般的には、「飲食店と言えばFacebookかな~」とか「アパレルだったらInstagramかな~」など、業種によっての印象をお持ちの方もいるかもしれません。
ただ、せっかくの集客チャンスなので、一般論で一概にどれがいいかを判断してしまうのではなく、自身の店舗・企業においてどのSNSの優先順位が高いのかを考えてみましょう。
考える上でヒントとなる点は以下の2つです。
ヒント①「各SNSのユーザー層を知る」
SNSを戦略的に使い分け、集客手段の1つとして活用する上でまず押さえておきたいのは、主要SNSの『ユーザー層』についてです。
少し前のデータですが、総務省が平成27年11月に全国の13歳から 69歳までの男女 1,500人を対象に行ったSNSの利用有無に関する調査結果をみると、
【主要SNSのユーザー層(年代)】
YouTube … 10代~60台の全世代で平均利用率66.7%。トップソーシャルメディア。
LINE … YouTubeに次ぎ、10代~60代まで幅広い層に使用されている。
Facebook … 20代以上の利用が多く、高年齢層での利用率も高い。10代の利用が少ない。
Twitter … 10代~30代の若年層が中心。
Instagram … 10代~20代の若年層が中心。
まぁ、大方イメージ通りの結果ですが、興味深い結果ですね♪
上記を見る限り、「LINEはみんな使っているからいいんじゃないか」「うちサロンは40代が多いからTwitterはやめていいな」と思うかもしれません。
しかし、答えを出すのはまだ早いです。
なぜなら、ユーザー層が店舗・企業の顧客層と合致していたら、最適なSNSだという単純な話ではないからです。
例えば、40代以上が主要客層のおしゃれな庭のある喫茶店の場合、ユーザー層(年代)的には「LINE」や「Facebook」が最適と推察されますが、実際は写真好きの人がよく利用する「Instagram」でお庭の写真を投稿していった方が、反響を得られるというケースもあります。
次に、大学近くで学生向けの飲食店を経営していて「Facebook」はマメに更新しているものの、「Twitter」アカウントは放置しているという場合はどうでしょう。
10代の「Facebook」利用率は23.0%、「Twitter」の利用率は63.3%です。
このケースの場合は、「Facebook」と同様もしくはそれ以上に「Twitter」を活用した方がいいかもしれません。
ここで押さえておきたいことは以下の1点。
『ユーザー層が顧客層と合致していたら最適なSNSというわけではないものの、検討材料の1つとして各SNSのユーザー層は考慮すべきだ』ということです。
繰り返しになりますが、「使い勝手がいいから」「知人で使っている人が多いから」「フォロワー数が一番多いから」という理由で、自然とSNSの運用に偏りが出てしまっていませんか?
戦略のないSNS運用(とりあえず始めたSNS)で、十分な集客効果を得ることは難しいです。
今一度、『店舗や企業の主要顧客層や今後狙いたい顧客層』を考えた上で、どのSNSに注力していくのかを考えてみましょう。
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